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ネットロアをめぐる冒険

ネットにちらばる都市伝説=ネットロアを、できるかぎり解決していきます。

ふたりはマック、マクドナルド・牛若丸

1ヶ月近くもご無沙汰しました。

 

ご無沙汰も何も購読者がほぼいないので、無沙汰なんちゃらもしがいもないわけですが、アクセス解析をすると、なぜかちょっとずつ訪問者がいるのですが、いったい何を目的にいらしているんでしょうか。

 

口上はさておき、今日の話題はマックorマクドです。

 

blog.esuteru.com

 

マクドナルドのアプリが全面リニューアルになり、その使い勝手の悪さに軒並みレビューが「☆ひとつです」になっているわけです。

 

私はマック信者でもMac信者でもないのですが、マクドナルドは通勤上にあるので、アプリもそこそこ使っていました。去年ぐらいからスクラッチクーポンというスクラッチ削って当たるクーポンの質も明らかに悪くなり(コーヒーS無料券がコーヒーM100円券にしかならなくなったりとか)、「普通に買うより100円オトク!」みたいなちょっとせこい表記が出るようになったりと、まあまあ素敵な業績の下がりっぷりと比例するような状態でした。

 

で、上記のような記事が出たので、さっそくアンドロイドのアプリを起動してみたのですが、おやおや、変わりがありませんねえ。

 

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元記事のExciteの記事によると、「iOS版の提供が」ということであり、アンドロイド版はまだのようです。やっぱりマックつながりで優遇されてるんでしょうか。そんなわけないですね。

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私はiOS関係のものを何も持っていないため、他の方の報告を元に判断するしかないのですが、今回の「改悪」は、以下のようになります。

 

①回数制限がある(一回までとか)。

②時間制限がある(60分以内)。

③ミスタッチでも一度発行してしまうと使えない。

 

確かに①回数制限は、今までのアプリクーポンは「一回2名まで」程度の制限だけでした。②の時間制限は、「期間制限」と誤解して「それは前からあるじゃん」的なコメントをしている人もいましたが、発行したら60分以内に使わなければならない、というのは今までにないことでした。関連して③の状態になるとサイアクということです。

 

まあしかし、これは企業戦略といえばそれまでな気がします。

①の回数制限は利益確保のため当然かなあという感じだし、②の時間制限は会員以外のクーポン不正利用を防ぐため、結構他の会社も使ってます(ガストの一部クーポン、Joshin、カラオケ歌広場など)。それに、上記の制限は一部の「お得な」クーポンでそのような仕様になっているようです。

 

要するに何が言いたいかというと、ちょっと皆さん、マックに厳しすぎやしませんかということです。

 

日本には昔から「判官びいき」という言葉があって、これは源義経の不遇(とされる)できごとを同情して生まれた言葉ですが、要は「弱きをたすけ、強きをくじく」わけです。「強きもの」は実体ではなく観念であり、義経の時代はそれは頼朝を像とした権力であり、資本制度の現代では大企業ということになります。そこに善悪は必要ありません。別に悪代官じゃなくても、大きな巨像が倒れる様はどうしてこうも甘美な響きをもってくるんでしょう。

 

そして、残念ながら現代においては、「弱きをたすけ」の部分は忘れられています。みんな、基本的に「強きをくじく」ことに精一杯の風潮になってしまいました。嘆かわしいととるか、あるいは昔からそうだったと思うか、そこは私にはわかりません。

 

ああ、でも、正確にはみんな常に「弱きをたすけ」ているのかもしれません。「自分」という一番弱い存在だけは、いつも必死に守っていますから。