ネットロアをめぐる冒険

ネットにちらばる都市伝説=ネットロアを、できるかぎり解決していきます。

windows10のアップグレードの「閉じる」ボタンは消されたのか

記事にするほどのものでもないんですが、目に付いたので。

jin115.com

アップグレードの通知ボタンの「閉じる」ボタンが消され、ついにアップグレードしか道がなくなったという話。

オレ的さんがソースにしているのは悪名高きスプートニク。

jp.sputniknews.com

「アップグレードを拒否できない状況」とありますが、ちょっと調べてみると、そうでもないことがわかります。

一番わかりやすいのが以下のサイト。

www.japan-secure.com

上記ブログによれば、この「閉じる」ボタンが消える現象は以下の条件がそろった場合のみ。

 

1、「Windows 10」の無償アップグレードに関する予約が完了していること

2、「Windows 10」のアップグレードに関するセットアップファイルがダウンロードされていること

3、「Windows 10」の無償アップグレードに関する利用許諾契約に同意していること

4、「Windows Update」に関する設定が自動更新になっていること

 

つまり、この「閉じる」ボタンが消えるのは、おおよそユーザーがwindows10を導入してもいいかなーという状態になったときです。これを「強制的」というのはちょっと言いがかりかなあという感じです。

 

しかしながら、確かにwindows10の攻勢は強くなってきているようです。きっとこの手のデマは、これからもいろいろ増えていくんでしょうなあ。