ラグビーの日本代表が、優勝候補のひとつの南アフリカに勝利し、話題になっていますね。
あまりの快挙に、いろいろな方面から、いろいろなたとえ話が出ています。
しかし、みんな興奮しすぎて、いまいちたとえ話が正確でないような気がします。*1
ということで、本日は、今回の日本代表の快挙がどれほど快挙なのか、なるべく正確にたとえ話をしたいと思います。
そこで参考になるのが、twitterで出回っていたこの画像です。
私が注目したのは、ワールドカップの通算成績です。
南アは29戦中25勝4敗で、勝率は8割6分。
一方の日本は24戦中1勝2分21敗で、勝率は4分1厘。おお、一割以下ですね。
たとえ話をするならば、この勝率にそって話をすればいいわけですね!
1.ドラゴンボールでたとえ話
勝率4分ぐらいって、なんだろうなーと考え、まず私が思い浮かんだのがヤムチャです。
いつも負けている印象がありますね。早速グーグル先生にお伺いしてみると、こんなサイトが出てきました。
○ドラゴンボール対戦成績(文字化けしてたらエンコードいじってください)
このサイトによると、ヤムチャの対戦成績は14戦6勝8敗。勝率は4割ちょっと。あれ、意外と勝ってますね。うーん、微妙に雑魚で勝ちを稼いでいるあたりが面白くないですね。
2.ドラえもんでたとえ話
負け続けているといえば、そこは野比のび太でしょう。
のび太はいろいろなことで負けているようですが、中でもテストは常時0点をとっている印象です。どうやら100点をとった回もあるようなのですが、100点を1勝と考え、他を負けとカウントするならば、のび太の勝率はどのぐらいになるんでしょうか。以下のサイトを参考にします。
○‚遠足新報(なんか文字化けしてたらエンコードいじってください)
このサイトによると、原作では28回のテストのうち、100点を2回とっています。勝率は7分ぐらい。うむむ、まだ高いな。のび太のくせに生意気だぞ。
3.名探偵コナンでたとえ話
名探偵コナンといえば、およそ一年間に満たない時間軸の中でこれでもかというほど、殺人事件が起こっていますが、中にはコナンが解決していない事件も存在します。
その中でも、無能扱いされている毛利小五郎が解決している事件も少しはあるようです。
小五郎が解決した事件を1勝、それ以外を敗北として考えてみました。以下の2つのサイトを参考にしました。
上記によれば、作中で起きた事件は86巻時点において263件。うち、小五郎が解いた事件は劇場版をのぞけば6件。つまり勝率は2分2厘。バーロー、低すぎだぜ!
4.ウルトラマンでたとえ話
ならば逆転の発想をしようと考えつきました。つまり、主人公が常に勝利しているものを選び、敵側の勝率で考えるというわけです。
常勝しているといえば、私の世代では巨人軍ではなくてウルトラマン。そしてそんな最強ウルトラマンも、ゼットンに敗れたときの衝撃は計り知れないものがありました。
というわけで、怪獣たちも一枚岩ではないようですが、ウルトラマン以外の怪獣軍団を敵とした場合、勝率はどうなるのか。以下のサイトを参考にしました。
これによれば、ウルトラマンは全39戦中、36勝1敗2引き分け。つまり怪獣軍団の勝率は2分5厘。うーん、弱いな怪獣軍団!
5.帰ってきたウルトラマンでたとえ話
ここで引き下がるわけにはいきません。ウルトラマンにはいくつもシリーズがあるので、それをかたっぱしから調べていけばいいわけです。
というわけでさっきの知恵袋をあたってみると、ウルトラマン側の強いこと強いこと。しかし見つかりました!
帰ってきたウルトラマンは、51話中、49勝2敗。怪獣軍団の勝率は3分9厘。2厘違いますけど、2厘は勘弁してもらえませんか。
<結論>
というわけで、ラグビー日本代表の快挙、正確にたとえるならば、
怪獣軍団が帰ってきたウルトラマンを倒すぐらいすごい!(だけど初代ウルトラマンは倒せない)
ということになりました。今回の検証が全体的にガバガバなのは許してください。
*1:たとえば、レスリングで大切な重量級で考えましょう。吉田ちゃん(55Kg:公式)は桐谷ちゃん(39Kg:非公式)のおよそ1.4倍。今回のラグビーでの日本の平均体重は109.0に比べ、南アは114.8で1.05倍。ちょっと違うんじゃないんすかね。ていうか桐谷軽すぎ!