今年もいよいよ終わりです。みなさんはどんな年でしたか? 今年最後の記事は、こんなもので締めたいと思います。
アルビノ、という身体が真っ白になってしまう変異は知られていますが、逆に真っ黒になってしまうメラニズム、というものがあるんだとか。
調べてみると、いろいろな写真が出てきますけど、はたしてその全てがホンモノなんでしょうか?
記事にはこんな写真があります。
クロヒョウというやつですかね。画像で検索をかけると、いろいろ出てきますが、いちばん古いのは2010年9月の記事。ファッション的な画像を集めるサイトですか。
Daily Inspiration…andreadolce.wordpress.com
背景的にどこかの動物園のヒョウだと思うんですが、これより前の画像が見つからないので、なんとも言えません。ただ、クロヒョウ自体は存在するので、ちょっとキレイすぎるきらいはありますが、不自然な写真ではないでしょう。
たとえばこんな写真もあります。
おー、あまりにも真っ黒なんで、アヤシイ感じがしますが、調べてみると本当にこんな品種があるんですね。
アヤム・セマニという品種で、本当に真っ黒ですね。ほえー。
あとはこんなワニ。
これはクロカイマンという種類のようで、この写真はちょっと黒が強調されすぎのような気もしますが、以下によると2004年のものだとか。
File:Buberel cayman 3.jpg - Wikimedia Commons
こういう動画もあるので、どうも黒いワニのようですね。
さて、元記事にはありませんが、巷にはこんなライオンの画像もあります。
残念ながらこれはニセモノのようで、元はこの画像です。
上記記事によると、ライオンのメラニズムはまだ発見されていないんだとか。ふーん、なるほどー。
さて、ライオン以外はどうも存在するようではあるのですが、しかしニワトリやワニのように、変異ではなくひとつの属として存在するものも「メラニズム」というくくりにしていいのかな、という疑問はありますが、詳しくないのであまり口は挟みません。
とりあえず、今年の記事はここで終わりです。これからも、世の中の白黒をはっきりつけられるように、がんばっていきたいと思います。うまいことを言ったところで、みなさまよいお年を。