前回の記事で当ブログも200記事になりました。
そろそろ2年目で、なんとか年内に200記事目を書けてなによりです。本当はもうひと記事書こうと思ったのですが、とても真面目に大掃除とお節作りをしていたら時間がなくなってしまったので、それは年明けに。
今回は、今年1年でアクセス数の多かった記事をご紹介していこうと思います。
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前回の記事で当ブログも200記事になりました。
そろそろ2年目で、なんとか年内に200記事目を書けてなによりです。本当はもうひと記事書こうと思ったのですが、とても真面目に大掃除とお節作りをしていたら時間がなくなってしまったので、それは年明けに。
今回は、今年1年でアクセス数の多かった記事をご紹介していこうと思います。
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今年も「世界で最も美しい顔100人」が発表されました。
日本の女優さんも入っているなんて、なんだか世界に認められているようで嬉しいですね(棒読み)。しかし、ハフポスの記事も指摘している通り、このランキングは、「TC Candler」という映画評論家が「世論を反映するものではなく、読者から提案を受けた内容を幅広く調べ、主観的にまとめたもの」であるので、そんなに公平なのかしらん、と思ってしまいます。
でも、きっと著名な映画評論家なのだから・・・と思って調べてみると、ああ、なんと、悲しい感じになってくるんです。このアヤシサは、過去にも指摘している人もいるんですが*1、まとまった形では意外になかったので、この「世界で最も美しい顔」ランキングのいとあはれな感じを指摘したいと思います。
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今日もおなじみスプートニクの話。
「地元魔法使い」のすすめで、イン○テンスに悩む南アフリカの兄弟たちが、クロコダイルの強姦を試み、その最中に他のクロコダイルに襲われ死んじゃったという話。色々ひっかかりそうなワードが多くて困ります。
いや、そんなにアフリカは万能じゃねえよと思いながら、地名の「Limpopo」「crocodile」で検索をかけると、あらお早い、sopesがすでにファクトチェック記事を書いていました。
というわけで、今回はsnopesさんにおんぶにだっこしながら、なぜ「ワニの強姦」の話が広まっていくのか、という記事にしちゃいたいかと思います。
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マイクロソフトとマックという対立の構図は、もう永遠に変わらないのかもしれませんが、そんな二つの巨頭の話。
「MSサーフェス、マックブックプロに圧勝」という記事タイトルなんですが、売り上げが勝っている話なのかと思いきや、「サーフェス」シリーズの「11月の売上高が過去最高を記録した」という話であり、その要因が「新型マックブックプロへの「失望」」にあるということなんですな。本当に「圧勝」してるのかがよくわからない。
どっかの記事に対するコメントで、英語の元記事のタイトルと全く違うという指摘も見かけたので、日経さんのこの記事のタイトル、どこまで妥当なのか調べてみたいと思います。
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オスプレイの事故に関して、米軍司令官の発言が波紋を呼んでいます。
Buzzfeedさんは最近ファクトチェックに乗り気みたいで、こういう記事を迅速に出すところに好感が持てるのですが、どうもtwitter上で、このニコルソン調整官がしたとする「被害を与えなかった。感謝すべきだ」という発言は「神に感謝すべき」と訳すべきところの誤訳だ、みたいなデマが広がっているという話。
副知事との会談は非公式なものであるから、記録も無いし、それが誤訳だと言い切ることもなかなかオカシイ話なのですが、みんな信じたい話を信じるんですね。
で、結局、英語でなんといったかというのはわからないわけですが、ひとつソースがあるとすると、12月14日に開かれた公式の会見、あれが今の段階で存在するニコルソン調整官自身の発言となります。今回は、無理を承知で、この会見から、「副知事との話はどんなやったんやろなー」というところを想像してみようと思います。
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実はこの記事は11月21日から書き始めているのですが、資料を読み込んで落とし込んでいく作業がかなり大変で、既に「ヌーハラ」という言葉は時代遅れになってしまったようですが、そういう「ヌーハラ」の話です。
「ヌーハラ」という言葉でもって、「めんをすする」という日本の食文化に嫌悪を示す外国人が多いのではないか、みたいな論争ですね。圧倒的に、「めんをすするのは日本の文化だ!」というような意見が多いように思います。
しかし、私が少々疑問に思っているのは、果たして「めんをすする」のは「文化」なのか?というところです。多くの賛同者が引き合いに出すのが、江戸のそば文化ですが、果たしてその「江戸」は現実のものなのか、それとも現代に作り出された虚構のものなのか、というところを、今回はケッコウ文献にあたったので、長々と書きたいと思います。面倒な人はまとめだけ読んでください。
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【12/23 追記】
@nodakoさまより、本記事に関して有用なご指摘をいくつか頂きました。詳細は、当該記事をご参照いただくのが確実かと思いますので、リンクを載せさせていただきます。
ワタクシの記事の訂正部分としては、
・ドーラトゥデイの管理人は反政府の大金持ちだろうと思われていたのに、「ドーラートゥデイの管理人なのにホームデポで働かなければならない生活をしている」点がスクープのメイン
・「Economic war」は、ベネズエラ政府側の表現であり、反体制側の言葉ではない(これは完全に私の誤読です)。
が、主な点となりますが、上記記事がさすが詳しい方の内容なので、重ねて参照されることをお勧めいたします。
【追記終わり】
今日はあんまり出回ってないけど、これから出回りそうな話。
ベネズエラ経済でもっとも影響力のある人物はホームセンターの店員
要約すると、
・DolarTodayというベネズエラの通貨レートの情報サイトの管理人を務めている Gustavo Díazという人物がいる。
・現在は、アラバマ州にいるHome Depoの店員で、ベネズエラの財務大臣や中央銀行総裁を超えて、ベネズエラ経済でもっとも影響力のある人物になっている。
・DolarTodayはハイパーインフレ状態のベネズエラの、闇での通貨交換レートの情報サイトであり、それが実質的な通貨交換レートとなっている。
・ベネズエラ政府は、彼の情報サイトを閉鎖すべく、自動車に時限爆弾をしかけるなどの暗殺を試みてきた。
・Díazは2005年に米国に亡命したが、生活はギリギリで、HomeDepoの店員として働いている。
ということですが、残念ながら、このソースはBusinessNewsLineなんですなあ。
少々、眉唾な感じがするので調べてみました。
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