どーも文科省ネタが続くんですが、今日話題になってた「銃剣道」の話。
中学校の体育の「武道」の項に、「銃剣道」なる耳慣れない競技が入ってきて、人によっては「戦前回帰では」みたいな論調でも語られています。
私も浅学ながら初めて聞いた競技ですので、どうしてこの「銃剣道」が次期指導要領に入れられたのか、文科省の気持ちになって記事を書いてみたいと思います。最近長い記事ばかりなので、今日は短めにがんばりたいと思います。
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どーも文科省ネタが続くんですが、今日話題になってた「銃剣道」の話。
中学校の体育の「武道」の項に、「銃剣道」なる耳慣れない競技が入ってきて、人によっては「戦前回帰では」みたいな論調でも語られています。
私も浅学ながら初めて聞いた競技ですので、どうしてこの「銃剣道」が次期指導要領に入れられたのか、文科省の気持ちになって記事を書いてみたいと思います。最近長い記事ばかりなので、今日は短めにがんばりたいと思います。
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ネイチャーの、「日本の科学力がだだ下がり」という記事がいろいろと話題になっています。今日はそんななかで、ずいぶんリツイートを集めているツイートが気になりました。
文科省「研究費は削減しま〜す!」
— どーも僕です。(どもぼく) (@domoboku) 2017年3月22日
優秀な学生「研究者目指しても将来無いから外資コンサル行くわ」
文科省「学力テストやめてAO入試メインにしま〜す!」
中高生「勉強やめてボランティアするわ」
文科省「科学力が下がってる。何故だ?」https://t.co/ElIXMLmuap
ありそうな話です。ありそうな話なんですが、果たしてこの手の言説はどこまで正しいのか?ということを、今日は小姑のように細かい部分にこだわって検証します。
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【3月29日追記】
文科省のコメントをとってきたメディアがあるので、のせときます。
パン屋が和菓子屋に修正された教材は、検定時に書籍全体として『我が国や郷土の文化と生活に親しみ,愛着をもつこと』という項目の、特に『我が国』の部分の記載が充足していませんでした。そのため、教科書全体を通してこの部分を記載するよう指摘したまでです。パン屋の個所が悪いという意図はありません
まるで当該エントリをそのまま読んだかのようなコメントと記事内容です、とジガジサーン。
【追記終わり】
道徳が平成30年から教科化されますが、その検定について話題になっています。
「パン屋」という表記が「国や郷土を愛する態度」に対して不適切であるという事で、「和菓子屋」に変更されたという内容が、「戦時中かよ」というようなツッコミを誘っていました。
とはいっても、文科省もそこまでおばかさんではないと思うので、どんな意図があるのか。この検定というのはその内容がなかなかわからないんですが、3月24日に放映された時論公論でNHKがとりあげてくれたので、それを紹介するような形で今日は記事にします。
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21世紀に「教育勅語」なんて語が聞けるなんて思ってもいなかったのですが、いろいろともめているようですね。
稲田防衛相が、福島氏の「教育勅語が戦争への道につながったとの認識はあるか」と質問したのに対し、「そういう一面的な考え方はしていない」と答え、「日本は道義国家を目指すという教育勅語の精神は、今も取り戻すべきだと考えている」と、「教育勅語」を評価する旨の発言をし、物議をかもしています。
私は「教育勅語」自体が評価できるかどうかというよりも、稲田防衛相の「日本は道義国家を目指すという教育勅語の精神」の方が気になりました。もう少し早く記事を書く予定だったのですが、時間がかかってしまい、その間にいくつかまとめているものがありました。
しかし、個人的には少々物足りなかったので、調べてみました。「道義国家」てなんでしょか?
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本当は「教育勅語と道義国家」についてのエントリを書こうと思ったのですが、時間がかかっているので、簡単なツイートの話。
「社長のツイッターを見ることは常識」だと豪語する社長さん、どんな有益な情報を発信しているのかと過去の呟きを拝見したけど、誰も興味ない自分の体重の話をするは、スパム送りつけるは、挙げ句の果てに「愚か者は自分の愚かさに気がつかない」という特大ブーメランを投げてて膝から崩れ落ちた。 pic.twitter.com/U3HZBNpchL
— 中退くん (@chuutaikun) 2017年3月18日
「採用面接を受けるなら社長のツイッターを見ることは常識だ」と豪語する社長のツイートの内容が無いようということで、盛んに燃え盛っております。このツイート主は、「体重が減った」ということと「レイバンのスパム」の2つのツイートの画像をあげて、その無内容を指摘していますが、果たしてそんなにこの社長のツイートは無内容なのでしょうか。
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本業が忙しくて滞っておりました。あっという間に3月ですね。
この時期になると、やはり震災の話題が多く出てきますが、今日はくわばたりえの、福島県産の米を買いにくい、という話から。
あさイチで、福島県産の米は放射性物質が99.99%検出されなかったにも関わらず、苦戦を強いられているという内容を受けて、彼女が「みんな買ってないから、私も買わんとこう」という心理が働いたという話に、賛否両論が出ています。曰く、これが消費者の目線だという発言もあれば、彼女のような存在が風評被害を広げるんだとか、云々。
ただ、発言だけが独り歩きしている感もありましたので、正確な彼女の発言から、もう少していねいにみとっていきたいと思います。
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【3/30追記】
国会図書館に行く用事があったので、社長のインタビュー記事を調べるだけ調べました。下部に追記しますが、結果だけ書けば、炭火焼きのブラインドテストの話はどこにもありませんでしたので、確報とします。穏和な見方をすれば、ツイート主の方は何か別のお店の方のことと勘違いしているのかもしれません。
【2/28追記】
念のために「鳥貴族」に、今回の「ブラインドテスト」の件を問い合わせたところ、丁寧な回答が返ってまいりました。
メールでは、「炭火焼を止めた理由」として、以下を正式見解としています。
創業当時、弊社取締役社長大倉は「炭火を使っていては技術にばらつきが出て店によって味が変わってしまう恐れがあるため、チェーン展開には難しい。」と懸念していた為、創業前に勤めていた店でガスグリラーでも炭火に負けない味を提供できると感じたため1号店開店当初はガスグリラーを使用することになり、その後、ガスグリラーより煙が出にくい電気グリラーに統一していった。 という経緯でございます。
そもそも「鳥貴族」は、一度も「炭火焼」を使ったことはなく、広報の見解としては、ブラインドテストの話は、「少し話が変わってきているように感じました」とのことでしたので、やはりこの件は「鳥貴族」の話ではない、と考えるのが妥当と思われます。
ただまあ、社長の発言をどこまで逐一把握しているかまでは何とも言いがたいので、慎重な物言いをするのであれば、「きっと「鳥貴族」はブラインドテストをしたことはないだろうけど、可能性としては社長の発言があったかもしれないね」というところでしょう。以上を「ほぼ確定」として、各種拡散なりなんなりしていただければと思います。
【追記終わり】
みなさん、焼き鳥は好きですか? 「鳥貴族」という焼き鳥の居酒屋の経営方法のツイートが話題になっています。あえて本ツイートは載せませんが、内容は、
「ブラインドテストをしたら誰も炭火で焼いた焼き鳥と普通に焼いた焼き鳥の区別がつかなかった。だから炭火をやめてその分のコストを鶏肉の質に当てる事にした」
とのこと。
ブラインドテストをして味の違いがわからんなら、確かに炭火で焼こうが何で焼こうかいいですよね。非常に合理的だと思います。
思いますが、思うんですが、そうなんですよ、ソースがほしいんですよ。焼き鳥の話なのにタレじゃなくて。
というわけで、調べてみました。
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