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ネットロアをめぐる冒険

ネットにちらばる都市伝説=ネットロアを、できるかぎり解決していきます。

東京駅の下には生首が埋まっている、私がコインロッカーベイビーだったころ

なにやら東京駅で女性の遺体が入ったスーツケースが発見されたとか、と、めずらしく「ニュース」のNewに反応する当ブログ。Newに反応するときは、いつも以上にゆるい根拠で話をします。

 

事件の内容はともかく、私が興味深かったのが、Twitterでばらまかれた情報が「コインロッカーから生首発見」というものだったことです。

 

togetter.com

 

もちろん、後々の報道でそれは否定されるわけですが、東京駅にいた人たちから伝播的に「生首」という情報が広がっていったことは、某か理由があるはずです。なぜ「生首が入っている」という情報が拡散されたんでしょうか。

 

 

上記サイトによれば、10:32の「生首が入ってたらしい」というコメントから、Twitterやらなんやらで拡散していったという印象があります。某小学生探偵ならここで、「あれれー、どうしてロッカーの中身が死体だってわかったのかなあ」と言いそうですが、

f:id:ibenzo:20150531235215p:plain

このツイートをした方は、現場にいたか現場にいた人の情報からそのように判断しただけであり、そこには「コインロッカー+事件=生首」になる思考の式があったように思います。何か昔の事件や物語と関連付けられたんでしょうか。

 

と思い、「コインロッカー 生首」でググって見ますが、それらしいものは見当たりません。*1

 

それでは、何か生首に関して、コインロッカーとからむような何かが文化人類学的にあるんかいなと「生首」でググって見たら、それはそれは怖い画像がいくつかヒットしてしまってトイレに行けなくなってしまったので、この方向は断念させてください。頑張れる方は調べてみてください。

 

というわけで今回は調査をほとんどしない仮説のもとでのお話です。

 

コインロッカーといったら、コインロッカーベイビーです。1970年代らへんに、コインロッカーに遺棄された嬰児の話ですが、これは現代に住む若者も何となく知ってるんではないでしょうか。コインロッカーの発祥が東京駅の八重洲口というのも因果な話です。

 

つまり、コインロッカーに対して、ある一定の知識を持つ日本人は(年齢は限られるかもしれませんが)、ネガティブなイメージをもっているわけです。ですので、コインロッカーで事件といえば、殺人的な何かが連想されるのかもしれません。

 

そして、コインロッカーは色々なサイズがありますが、我々が想像するのは手かばんぐらいがはいる正方形の扉のサイズのものではないでしょうか。実際はスーツケースが入っていたので一番大きいものだったでしょうが、現場の写真には通常サイズのロッカーもありました。そこで何か血なまぐさい事件ときたら、手とか足とかも入るでしょうが、ぴったりくる(というのもおかしいですが)ものは頭しかないでしょう。伝播的に「生首」が拡散された理由は、コインロッカーの負のイメージと、そのサイズによるもの、というのが今回の私の仮説の結論です。

 

ついでに、これはぶっとび話ですが、だいたい、私ぐらいの年代だと、東京駅で生首といったらそれはもう、平将門さんの首塚が連想されます。いろんな祟りのある話なので、連想するにはぴったりです。そういうイメージをもたれた方もいたんではないでしょうか。いや、いないかな…*2

 

というわけで、いつにもまして急ぎ足になり、いつも以上になんてことない結論になってしまいました。いい加減怖くなってきたのでこの辺でおしまいにします。南無南無。

*1:実際は「小岩駅の57番ロッカーに生首が入っていた事件」というものがヒットするのですが、どうも陰謀論とからまったマジものの都市伝説のような気がしたので、スルーしました。

*2:https://twitter.com/search?q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%A7%85%E3%80%80%E5%B9%B3%E5%B0%86%E9%96%80&src=typd

いや、ちょっとはいました。