先ごろ、ドイツで「同性婚」の合法化案が可決されたとして、大きく報じられました。
この「同性婚」という日本語に対して、以下のようなツイートが、私の興味を引きました。
今日「ドイツで同性婚が合法化された」と日本で報道されていますが、ドイツでは「全ての人に婚姻が合法的に認められた」というような報道がされています。それで思ったのは、言語的な部分で日本人は人をカテゴライズしているんだなぁと。本当に性別や人種といった枠を取り払うには言語の進化が必要!!
— Yoshitora Mori (@moritora810) 2017年6月30日
ドイツでは、「同性婚」という言葉ではなく、「全ての人」の「婚姻」という形で報道されているとのこと。日本の人権意識の低さをツイート主の方は指摘しています。
また、反響の大きさに詳しい説明が必要と感じたのか、自身のブログでもご自身の発言の意図について、詳しく説明されております。
上記記事には以下のような説明が付け加えられています。
ということで、同性とかいう言葉は出てこないんです。詳細を読んでいくとメルケル首相の発言なんかにはそういう言葉も出てきますが、メディアはほとんどその言葉を使っていません。
細かいところが気になる私としては、果たして本当にドイツでは「同性婚」という言葉が使われていないのか、これは日本だけの現象なのか、他の国ではどうなのか、というところを調べてみました。
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