先日「おさるのジョージ」を見ていたら、ジョージが黄色い帽子のおじさんに「寝れないときは羊を数えるといい」とアドバイスをもらって、実際の羊を数えにいく、というエピソードをやっていました。
その時にふと思い出したのですが、「なぜ羊を数えるのか」という理由に、「Sheep」と「Sleep」の語音が似ているから、という説を以前きいたことがありました。
「眠れないときに羊を数えると良い」という方法の発祥の地はイギリスと言われています。現地では “one sheep, two sheep……”と数えていくのですが、この「羊」の意である“sheep”(シープ)が、「眠り」の意である“sleep”(スリープ)と音感が似ており、脳が「眠れ」と言われているように錯覚するとのこと。
上記記事では「有力な説」の1つとしてあげているのですが、この「Sheep」と「Sleep」の語感が似ているという話、なんとなくいろんなところで言われているような気がしますが、あんまりまじめに検証したサイトがなかったので、ちょっと調べてみました。
【目次】
- 日本語ではひっかかるものの…
- 英語圏では19世紀ごろから見られる
- 「英語」は関係ない
- 【検証中】日本で「Sheep」「Sleep」音韻説が広まった経緯
- 今日のまとめ
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