流行りにのるもんじゃないと思ったのですが、先日書いた記事について、
Twitter上の検索は、「女性」だけではなく、侮蔑語も入れた方が引っかかるだろうし、実際にそういう発言はある、という旨のご指摘をいくつか頂きました。私もそれは確かにそうだと思いましたので、もう一度詳しく検索をし直しました。
結果としてはあまり変わらないのですが、今日までの流れを見ていて私も思うとこはあったので、それも含めて簡単に補足したいかと思います。
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流行りにのるもんじゃないと思ったのですが、先日書いた記事について、
Twitter上の検索は、「女性」だけではなく、侮蔑語も入れた方が引っかかるだろうし、実際にそういう発言はある、という旨のご指摘をいくつか頂きました。私もそれは確かにそうだと思いましたので、もう一度詳しく検索をし直しました。
結果としてはあまり変わらないのですが、今日までの流れを見ていて私も思うとこはあったので、それも含めて簡単に補足したいかと思います。
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【5/17 20:10追記】
Twitterの収集ワードを変えて検索をしたところ、該当するツイートがありました。
今日はトレンドにのって雑な記事。
「鬼滅の作者が女性と知ってアンチがわいてる」的なtwを見かけたので、我が家の鬼滅大好き10歳児に「鬼滅の作者は女性らしいよ」と伝えたらしばしポカンとしていて、1時間後くらいに「そっか…男か女かとか考えたことなかった…そっか…人間…」と呟いており、なにやら神的なイメージだった様子。
— ぼのきち (@bono_kichi) 2020年5月17日
これは、ネット上では5月16日に掲載された文春の記事*1から、『鬼滅の刃』の作者が女性だろうという話が話題になったことからですね。
ネット上では様々に噂されてきましたが、実は作者は女性です。家庭の事情もあり、長く東京で漫画家生活を続けることはできないみたい。連載終了のタイミングで実家に帰るのではと囁かれています
ところがその「アンチ」的なコメントをひょいと見かけませんでしたので、ちゃっちゃか調べてみました。まあ、たまにはこういう気楽な記事も書かせてください。
*1:紙面は4月30日発売ですね。アサ芸は12日に流石な見出しで話題にはしていました。
文春砲が「鬼滅の刃」を直撃!? 気になる女性作者の正体と“最終回発情期” | Asagei Biz-アサ芸ビズ
しかし、「文春の記事はこんなんです!」とアサ芸が記事をかくっていうのもなんというか…
たいへん国会が注目されている時期ではありますが、以下の内容のツイートがバズってました。
・NHKは国会中継を放送しなくなっている。
・2015年の安保法案の採決の日以来減っている。
いつも通り、これは正しいかどうか調べてみました。結論を書くと、「国会中継の放送日数はそれほど変わっていない」です。
【目次】
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【5/13 名言の英語訳を一部訂正】
たぶん、岡村隆史氏のラジオでの発言*1の流れを受けてだと思うのですが、ジュリア・ロバーツの言葉として、以下のものがTLによく流れてきました。
女性は悪く育った男性のリハビリ施設ではありません。男性を直すことも、変えることも、親になることも、育てることも、あなたの仕事ではありません。あなたに必要なのは課題ではなく、パートナーです。
英語圏では検証されているものの*2、その結果は「Unknown」となっていますが、今回はちゃんと初出を発見したので、「お、たまには仕事したな」と思ってください。
*1:
岡村は先月23日深夜の放送で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で女性の収入が減り「コロナが明けたら美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」などと発言し、批判を受けた。先週の放送では発言を謝罪し、急きょ出演した相方・矢部浩之(48)から公開説教を受けた。
岡村隆史「女性への向き合い方変えなくては」 ラジオ冒頭から「風俗嬢発言」に言及:芸能・社会:中日スポーツ(CHUNICHI Web)
*2:
Did Julia Roberts Say Women Are Not Rehabilitation Centers for Badly Raised Men? - Truth or Fiction?
昨夜の地震について、ツイッターで「人工地震」がトレンドとして挙がっていました。その前の夜も同じように緊急地震速報が鳴ったことも関係しているのでしょう。
「人工地震」のYahoo!検索(リアルタイム) - Twitter(ツイッター)をリアルタイム検索
ざっと検索してみると、「こんなワードがトレンドになるなんて日本の教育の敗北だ」「頭おかしいヤツが多いんだな」みたいなコメントが多かったのですが、「人工地震」というトレンドは、そのような批判コメントも含んでしまうため、実際に肯定的に捉えている人がどれほどいたのか、というのを調べてみました。今日は短く書けたので、まとめはなしです。
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先日「おさるのジョージ」を見ていたら、ジョージが黄色い帽子のおじさんに「寝れないときは羊を数えるといい」とアドバイスをもらって、実際の羊を数えにいく、というエピソードをやっていました。
その時にふと思い出したのですが、「なぜ羊を数えるのか」という理由に、「Sheep」と「Sleep」の語音が似ているから、という説を以前きいたことがありました。
「眠れないときに羊を数えると良い」という方法の発祥の地はイギリスと言われています。現地では “one sheep, two sheep……”と数えていくのですが、この「羊」の意である“sheep”(シープ)が、「眠り」の意である“sleep”(スリープ)と音感が似ており、脳が「眠れ」と言われているように錯覚するとのこと。
上記記事では「有力な説」の1つとしてあげているのですが、この「Sheep」と「Sleep」の語感が似ているという話、なんとなくいろんなところで言われているような気がしますが、あんまりまじめに検証したサイトがなかったので、ちょっと調べてみました。
【目次】
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少し時間が空いてしまいましたが、今日は、この前の「サザエさん」のGW回の話です。
この日の放送で「G.WのBプラン」として、主人公の磯野家がゴールデンウィークにレジャーに行く計画を立て、別の話では一家で動物園を訪れたという展開に対し「不謹慎だ」などの声が上がった。それに対し「アニメはアニメ」「みんなストレスたまってるな…」などの声も相次いだ。
既に記事タイトルは差し替えられていますが、当初は「「サザエさん」がまさかの“炎上”…実社会がコロナ禍の中でGWのレジャーは不謹慎と」というものでした。
これに対し、「アニメにまで文句をつけるなよ」といった声がある一方、「そもそも”炎上”などしていないのではないか」といった形の声も同じようにあがっていました。
「炎上」を疑う向きのいくつかの記事を読んだのですが*1、「メディアのマッチポンプを憂う」という考えに半分は賛成なのですが、今回の件については、果たして「メディア」が意図的に引き起こしたものとだけ考えていいのか、と思いましたので、twitterの内容を(なんちゃって)テキストマイニングしてみました。私の本記事の結論だけ先に書くと、「メディアが<炎上>の印象を強化したのは事実だろうが、視聴者側の心理がそもそもネガティブな傾向にあった」というものです。
【目次】
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