【5/6更新】
ちゃんとした記事を書きましたので、下記をご参照ください。
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さて、さきほど「報道の自由度ランキング2022」が公表されました。
これは毎年、国境なき記者団(RSF)が発表する、各国のジャーナリズムの自由度を公表するものです。
私はこれについて、朝日新聞の記事をサカナに過去2年記事にしています。
各紙ひどいといえばひどいんですが、朝日は突出していて、2018年の「報道の自由度ランキング」の記事から、「記者が「反愛国的」なことを書くと「SNS上で攻撃される」」という内容がほぼ踏襲されていて、RSFが毎年指摘している「スポンサーのご機嫌うかがいによる自己検閲」や「記者クラブの排外的課題」についてはいっさい書こうとしてないんですね。「報道の自由度ランキング」について書けば書くほど、日本の「報道の不自由さ」が明るみに出るという、なんとも残念なおはなしになっているわけです。
たぶん、はやければ明日(5/4)の朝に記事が出るのかなと思うんですが、だったら、その前に記事内容を予想できるんではないか、ということで、ここに記してみます。すみません、今日はお遊びみたいなもんです。ちゃんとした記事は、朝日さんが書いた後に書きますね。
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報道自由度、日本71位 ウクライナ情勢などによる規制強まる
国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は3日、2022年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち日本は71位(前年67位)と順位を落とした。
日本の状況について、報道について自由と安全を比較的保っているとしながらも、「中傷的」と見なされる投稿をリツイートしただけで政治家から裁判を起こされたり、東京電力福島第一原発といった「反愛国的」テーマを扱ったり、政権を批判したりする記者がSNS上で攻撃を受けていると指摘した。
ウクライナ情勢をめぐり、独立系メディアなどを「外国の手先」と見なし、軍事的検閲を行っているロシアは155位(昨年150位)で、厳しい統制環境にあることが指摘された。
1位は昨年と同じノルウェーで、4位までをデンマークなど北欧諸国が占めた。米国は42位(昨年44位)で、日本は主要7カ国(G7)の中で最下位。中国は175位(昨年177位)だった。
さあどうでしょう、当たってますかね*1。ちなみにRSFのインデックスはかなり見やすくなっていて、日本の状況も「記者クラブ」「政府や企業の圧力」などなど、細かめに書かれていますが、そんなことはきっと書かないだろうという予想です。これはまた後で。
*1:
こういう記事は気が楽で、予想が当たれば「それみたことか」と言えますし、外れても「おいおいがんばったじゃないか」と上から目線でものが言えるので、まああんまり行儀のいい内容ではないですね。朝日さんの記事がでたらちゃんとした内容に差し替えますね。